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《日本語のルーツ「土佐弁」》 ★感嘆詞⇒げに まっこと お~の たま~ あっぽろけ しもうた ばっさり やまった なんちゃあ いうたち ★代名詞⇒あて あし おまん おんしゃ ★名詞⇒いられ どくれ もがり いちがい おらんク おまんク ひとんク あしんク あいちゃぁんク ちゃりす ほげす てんくろう くそじんま ごくどー ひいとい ようだい ばいあい まちまい いこじ いごっそう はちきん わかいし わりことし ★副詞⇒しょう こじゃんと どだい たまるか たいちゃ びっしり ぎっちり ぼったり ばっつり ぼっちり ちっくと しゃっち ざんじ しゅっと めっそ ひっしかっぱ ひがち さいさい ★形容詞⇒へごな のかな へすこい ひやい ぬくい みぞい しわい いそしい えずい やりこい ちんな たっすい したらこい むつこい たいそい めんどい あやかしい むつい またい かあくろしい ばばひい およけない とろこい ほうやくな しんよい ★動詞⇒ひせくる びちくる ぞぶる まぎる ちゃがまる たれもつる たごる ねぶる りぐる かやる のうがわるい ほたえる そばえる たつくる うまえる えぜる ロイつく えつくる さらばえる ほりこかす はりまわす めった いぬる ぞ~くそわるい しのべる くるめる ばぶれる いこる ゾンゾンする しゅんじゅう こたう ★語尾⇒ちゅう にゃあ ちや ぜよ じゃいか やき じゃき ★活用例:こじゃんと ぞ~くそわるい(私は非常に気分が悪い) ・ちっくと待ちよってや!今からざんじいんでしゅっと来るき(ちょっと待っててね、今からすぐに家に帰って、それからまた来るから) ・さいさい来てや!(暇があったら酒の肴でも持って、いつでも飲みに来てね)
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中町子菊さんが書かれた『卑弥呼のくに土佐』という本を
読みよります。

結構面白いです。

ものすごく論理的でフィールドワークを主体にした本やき
説得力があります。

出発点が『神楽』というのも面白いと思います。

けんちゃんのラジオに出させてもろうた時に
土佐邪馬台国は自分だけが唱えてます、みたいなことを
言うたけんど、その後色々と紹介してもろうて
結構、やりゆう人がおることがわかった。

中町子菊さんもかなり前にこの本を出されてます。
2001年です。

でも歴史学者の中で注目されてないがは
本の内容というよりは宣伝方法に問題があると思います。

もったいない。

歴史学の世界というがは偏狭なパトリオッティズムの世界。
まず結論ありきで、邪馬台国を自分とこに
持って来ようとする集団ばっかり。

その中で謙遜して譲ってみても
吸い尽くされるだけ。

高知からもガンガンにやっていかんといかん。
結局、ロジカルなほうが勝ちになる。

その勝ちへ導くロジックが高知にはいっぱい眠っちゅう。
ロジックが多いほうが真実というわけ。

これを知って欲しいし、宣伝して欲しいし
守っていって欲しいし、守りたい。

こういう郷土史の本は若い人にも読んでもらいたいね。


30ページに久礼湾が古代の魚庭(ナニワ)だったのでは
ないだろうかという推測が書かれちょりますが
これにはかなり賛同しますね。


日高とか佐川が河内国やったんですが
それを含むかあるいは隣国として
ナニワがあったと思います。

古代史に記載されちゅうナニワは高知の河内(仁淀川周辺)国
に近接しちょった土地やと思う。

ほんで大和(ヤマト)は東に向かって
浦戸湾を超えた先の南国平野をそう呼んだがやないかと思う。


ナニワ、カワチ、ヤマトの位置がものすごく絶妙。
間違いないね。


ちょうど今、谷川健一さんという方の『白鳥伝説』も読みゆう。
万葉集977番を引用して、押し照る難波の海とはなんなのか?
みたいなことを書かれちゅう。

松岡静雄氏が魚の多い海面だから魚庭(なにわ)という説をとっちゅうのに対し
大和岩雄氏が迎日祭祀の場所であり日の庭であると解釈しているというのを紹介しちゅう。

高知のナニワは上の2つの条件、両方を満たす。

現在より海面が高くて浦戸湾が伊野辺りまで
広がっちょった古代において
日高は太陽祭祀の中心であってもおかしくはない。

その伝統が日高にはあった。
これが日下の伝統やろう。

草壁皇子もここの出身やし。


東は湾になっちょって太陽が海面に照りつける。
その向こう側に小高い山がある。
しかも浦戸湾には鳥も鯨も入鹿もこじゃんと入ってくる。
まさに桃源郷やね。
ヒノモトヤマトの国名がここから生まれたとしても不思議やない。


おそらくナニワ(ハ)は神道のサニワ(ハ)と
ものすごく関係があると思う。

サニワは正邪を判断する神官的な人や行為のことを指す。

実はこのサニワのサはサの神の”サ”でサクラの”サ”でもある。

前に書いた。
サの神さまとヨサコイ


佐川と越知の境に佐之国っていう地名があるのは知っちゅう?

なんやろうねぇ?(笑)



とにかく佐川に古代都市があったことはほぼ間違いがないろうし
ナニワとヤマトの考察を重ねていったら
ものすごく大きいもんが高知では見えてくる。

近畿ではこうはいかん。

大阪の東には海はないき。

とにかく”ひのもとの国”と呼ばれるためには
東と南に土地が開けちょかんといかん。
近畿にはそんな土地はない。

やき、伊勢まで行って伊勢神宮を建てないかんかった。

日本一、南に向かって開けた土地はどこながか?

それだけでもいろんな事が見えてくる。

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