《日本語のルーツ「土佐弁」》 ★感嘆詞⇒げに まっこと お~の たま~ あっぽろけ しもうた ばっさり やまった なんちゃあ いうたち ★代名詞⇒あて あし おまん おんしゃ ★名詞⇒いられ どくれ もがり いちがい おらんク おまんク ひとんク あしんク あいちゃぁんク ちゃりす ほげす てんくろう くそじんま ごくどー ひいとい ようだい ばいあい まちまい いこじ いごっそう はちきん わかいし わりことし ★副詞⇒しょう こじゃんと どだい たまるか たいちゃ びっしり ぎっちり ぼったり ばっつり ぼっちり ちっくと しゃっち ざんじ しゅっと めっそ ひっしかっぱ ひがち さいさい ★形容詞⇒へごな のかな へすこい ひやい ぬくい みぞい しわい いそしい えずい やりこい ちんな たっすい したらこい むつこい たいそい めんどい あやかしい むつい またい かあくろしい ばばひい およけない とろこい ほうやくな しんよい ★動詞⇒ひせくる びちくる ぞぶる まぎる ちゃがまる たれもつる たごる ねぶる りぐる かやる のうがわるい ほたえる そばえる たつくる うまえる えぜる ロイつく えつくる さらばえる ほりこかす はりまわす めった いぬる ぞ~くそわるい しのべる くるめる ばぶれる いこる ゾンゾンする しゅんじゅう こたう ★語尾⇒ちゅう にゃあ ちや ぜよ じゃいか やき じゃき ★活用例:こじゃんと ぞ~くそわるい(私は非常に気分が悪い) ・ちっくと待ちよってや!今からざんじいんでしゅっと来るき(ちょっと待っててね、今からすぐに家に帰って、それからまた来るから) ・さいさい来てや!(暇があったら酒の肴でも持って、いつでも飲みに来てね)
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古墳時代後期になると、横穴式石室を有する古墳が数多く出現する。北部丘陵山麓 の宇津野1・2号填、中秦泉寺の新屋敷古墳、北秦泉寺の吉弘古墳・日の岡古墳・仁井田神社裏古墳・ 淋谷古墳、東秦泉寺の土居の前古墳、南方には愛宕不動堂前古墳・秦小学校校庭古墳・愛宕神社 裏古墳・愛宕山古墳と、確認できるだけで12か所を数え、古墳の少ない高知市にあっては比較的 集中した地域となっている。これら古墳群の被葬者や築造にあたった集団が、当秦泉寺廃寺の造 営に関わった集団と何らかのつながりを有している可能性は十分にあるが、今のところそれを確 認できる傍証は得られていない。古墳時代からスムーズに秦泉寺(古代仏教)へと移行できた理由を以前にも書きましたが、そのWhyについて異なる側面から考察。
-秦泉寺廃寺(第6次調査)
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秦泉寺と同じ時期の四国の廃寺に郡里廃寺がある。こちらもおそらく白鳳時代のもので古墳の築造に関わっていた集団が古代寺院の造営に関わっていた可能性が高い巨大寺院である。ただ大きく異なるのは、秦氏との関連が見えてこないあたり。
稲荷山古墳(埼玉県)と江田船山古墳(熊本県)の”ワカタケル大王”が≪5世紀後半≫、継体天皇の在位が507年-531年とすると熊本の馬門石を使用した石棺が出土した今城塚古墳のことを含めて考えると5世紀から6世紀にかけては西日本に限ってはある程度の中央集権が為されていたと考えても良いと思う。
では、なぜ、郡衙でもない秦泉寺に巨大寺院ができたのかを考えると、土左大神が天武天皇に神刀を献上した時の土佐神社の位置は今の場所ではなかったかもしれないという結論に達する。
やはり、土佐高賀茂大社は沈んだ黒田郡にあったのではないか。
秦泉寺に話を戻すと、すぐ西にはクマとミカヅキ。久万川が三日月形に湾曲した場所を古代よりミヅキと呼んだらしいが、クマと三日月と言えば、ツキノワグマを連想する。それを証明するかのようにすぐ南の愛宕神社には、古墳を祀った天熊社がある。天熊人とは誰なのか?
そしてすぐ近くには、現高知城の原型を築いた松王丸を祀る松熊神社がある。熊、三日月、秦泉寺。秦泉寺という巨大古代寺院の造営を手伝った先住民族とは、ツキノワグマをトーテムとする古墳時代豪族なのだろうか?浦戸湾最奥に突き出た愛宕山山頂にその古墳はある。月を水の神とすれば、それは確かに”火伏せの神”となる。ひょっとするとこれが月読命のプロトタイプなのかもしれない。
確かに秦氏の先祖は弓月君とされ、三日月をトーテムとする日本の先住民族と宗教意識がかなり近い。しかも秦氏は雄略天皇の御代に「うつまさ」を賜ったとされるが、高知の秦泉寺とミヅキの間には「うつのし」が存在し、そこに王子神社、王子の地名がある。熊野の王子信仰とは根本的に異なる地形であり、明らかに三日月トーテム族の永遠を祈った配置にしか見えない。
このことを考慮に入れて月山神社を見てみると≪秦氏=幡多国=秦王国=三日月トーテム≫にしか見えなくなってくる。
そして秦氏の西から東の進出を考えれば県下唯一の前方後円墳である平田曽我山古墳が波多国造に任命された大韓襲命(おおからそのみこと)の埋葬地であり、都佐国造の埋葬古墳が愛宕山の天熊社、そしてそこが前方後円墳であるというおんちゃんの説は全く荒唐無稽なものではなく、むしろ理に適った説と言えるのである。もし仮に都佐国造の長阿比古がナガスネヒコの兄(安日王)もしくはナガスネヒコ本人だとするならば、これまで何度も説明してきた神武東征黒潮説を完全に裏付けるものとなる。小立足尼(ひじのすくね)は、”ひじ”と読むらしいですが、スネとヒジで古代史のアキレス腱のようです。
熊本(球磨郡)、久万高原、日前(ひのくま)宮(名草宮)。全て西側にあります。神武東征が、この”夜・月トーテム”を破るのが目的だったとするならば、高知市愛宕神社天熊社に眠る”天熊人”は、名草戸畔(なぐさとべ)同様、本当に邪魔な存在だったに違いありません。しかもトベは女性首長の意味なので、”夜・月トーテム”の日本の先住民族の首長は全て女性だった可能性すらあります。
高知の女性がなぜ強いのかを考えると、この”夜・月トーテム”の雰囲気を今でも色濃く残しているから、と言わざるを得ません。都佐国造の小立足尼も尼の字がついているので、女性だった可能性もかなりありますね。
スネが半月板が2つ重なって八の字型に配置されていることからも日本の月トーテムの先住民族の代表を意味するのが単にナガスネヒコと呼んでいたのかもしれませんし、ヒジは肘、日出、秘事、さらには聖(ひじり)も連想させますし、伊予の肱川に少彦名伝承があるのを考えても、女性のなんらかの母性的な力をヒジと呼んでいたのかもしれません。
そもそも土佐の”土”は、土方(ひじかた)が代表するように≪ひじ≫と読むので、波多国を併合し都佐から土左へ変遷する際、小立足尼に敬意を表して”土”の字を使うようになったのかもしれない。
このパターンだと天武天皇に捧げた”土左大神の神刀一口”とは、神武天皇に討たれた先住民族の代表”ナガスネヒコ”の魂が宿るレガリアということになる。しかもこのナガスネヒコ(ひじのすくね)は女性だった可能性があるので、三種の神器”草薙の剣”は、女性首長”トベ”や西側のクマ文化圏をシンボライズした邪馬台国系の剣ということになる。
これを考えると土佐神社の謎の神、≪しなね様=女性≫説にも終止符がうたれる。つまり、しなね様とは神武天皇に討たれた女性首長を頂点とする邪馬台国系文化の総称であり、小立足尼や名草 戸畔にも代表されるような実在した最後の女性首長の総称でもあるのである。
愛媛県にもトベの地名があり、久万高原の入り口にあたることも決して偶然ではないだろうと思う。『伊予を愛比売といひ』の表現は、女性首長”トベ”の時代のものと思われる。
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